大学公開講座開催レポ・「赤富士」を描きましょう!

12月ともなると、町は綺麗なイルミネーションに飾られ

クリスマスムード一色となりますね。

ですが、パステルアート講座でこの時期描いていただくには

クリスマスアートではちょっと遅いんです。

講座内では、ひと月くらい季節を先取りして

部屋のインテリアとしても楽しんでいただけるような

デザインを選ぶようにしているんです。

12月の東洋学園大学エクステンション講座では

クリスマスを通り越して、よりお正月にぴったりな

「赤富士」を描いていきました!

「赤富士」ってどんなもの?


 

 

富士山は日本を代表する山として世界でも有名ですね。

 

標高は3776メートル。

とても美しい姿を持つ円錐成層火山で

古くから噴火を繰り返し、

霊山として多くの人々に畏敬されてきました。

 

なかでも「赤富士」は、主に晩夏から初秋にかけて

富士山が朝日に照らされて赤く染まる

極めて稀で貴重な現象を言います。

 

それほど貴重な赤富士ですので色々なジンクスもあるようですね。

 

タイミングよく赤富士を見ることができた人は

災厄やか免れられ、商売繁盛などの

願いが叶うと言われているそう。

 

更には、太陽が昇る東から東南に赤いインテリアを置くと

風水的にも縁起が良く、

赤富士を部屋に飾る方も多いですね。

 

また、余談にはなりますが・・・

妊婦さんが陣痛中、太陽も入れた赤富士を描き

その絵を子供を望んでいる方へ贈ると

その方に子宝のご利益がある!とも来たことがあります。

 

とにかく、赤富士は

とても縁起のいいものとされているようですね。

 

葛飾北斎も描いた「赤富士」


 

こちらの赤富士は、葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」。

 

 

赤、青、緑の配置が絶妙でとても目を惹きますよね。

 

こちらは、葛飾北斎筆の名所絵(浮世絵風景画)

『富嶽三十六景』全46図のうちの1枚。

 

このシリーズの中でも代表とされる作品なので

皆様も一度は見たことがあることだと思います。

 

縁起のいい赤富士。

葛飾北斎も描いている赤富士。

 

新年を飾るアートにふさわしいデザインを

講座内では描いていただきました。

 

パステルで描く「赤富士」


 

大学の講座はだいたいひと月に一度のペース。

ご自宅で復習するなりしない限り

月に一度触れる程度では

手順など忘れてしまうのが当たり前。

 

ですので、回を重ねてある程度してきたら

皆様の記憶に手順を覚えていただくためにも

私のほうから小さな質問をさせていただくようにしています。

 

例えば・・・

「まず一番に何色を塗るのでしょうか?」

 

「パステルを削ったあとの茶こしは

 どうするのがいいのでしょうか?」

 

など。

 

すると皆様

「あ~!そうだ!!そうでしたね~!」

 

と思い出しながら自然と笑顔になり

講座内の雰囲気もやわらげつつ

進めていくことができます。

 

和気あいあいとした雰囲気の中

富士山には今までにない技法をちょっと入れつつ

より山の感じが出るように描いていきました。

 

少しずつ皆様も慣れていらしたようで

予定より少し早めに仕上げることができました。

 

綺麗な赤富士が映える素敵なアートの完成です!

 

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

こちらの講座では

毎回2Lサイズ1枚を描き上げることができますので

季節を1か月ほど先取りした作品を

お部屋のインテリアとしても

お楽しみいただけるように考えております。

カラフルなパステルの色を感じながら

無心になれる時間は大変ご好評いただいております。

私と一緒にアートな時間を体験してみませんか^^

詳細はこちらを。

↓  ↓  ↓
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★ふんわり素敵に描けるパステルアート講座★

~飾りたくなるほど素敵な絵を描いてみたいあなたへ~

開催日時:

月曜日 6回 (10:40~12:10)
9/25、10/23、11/20、12/11、1/15、2/19
1講座内で、2Lサイズ一枚を完成させてお持ち帰りいただけます。

※下記あてにご予約ください。

東洋学園大学エクステンションセンター
TEL: 04-7150-3045
Email: extension@of.tyg.jp
HP: http://www.tyg-ex.jp/

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