描けないどん底スランプから這い上がった方法とは・・・

絵が描けなくなるスランプ・・・

きっと多くの方が経験していることなのでは

ないでしょうか。

私自身ももちろんあります。

今回は、先日どーっぷり描けないことにはまった私が

どうやって描けるようになったかをお話しようと思います。

描けなくなる理由は様々・・・

絵描きのスランプにも色々あると思うのです。

 

・描くのが楽しくなくなった

・描きたいものがわからない

・SNSに挙げたものの、期待していた反応がなかった

・・・等

 

ひとそれぞれ色々なきっかけがあると思います。

 

普段私がスランプになった時

どのように復活しているのかを記事にしているので

見ていない方はそちらもチェックしてみてくださいね。

この記事の中でも、私の場合

「絵と関係ない日々の生活の問題」

が原因となることが多いような気がしています。

 

つい先日も、実はどうにもこうにもいかないことが起こり

実は暫く絵に向かえない日々が訪れていたのです。

 

描けなくて不安な日々・・・

 

私にとって描くことは

自分の中の感情であったり想いを

絵具とキャンパスを通して描き出しているようなので

1作品描き上げると気持ちがとてもスッキリするのです。

 

ある意味、セルフセラピーをしている状態が

近いかもしれませんね。

 

勿論、自分の心がいい状態にならないと

描き始めることはできないのですが

描けないこと自体が私にとっては苦しくなる。

 

だって、描くことはセルフセラピーになっているから。

 

「描きたい!」でも気持ちがのらず「描けない!」

 

この状況がほんとに苦しいのです。

 

そして私にとってそうそう気持ちが保てないような状況が

実は先日起きたのです。

 

そのことを考えると思い切り気持ちが落ちこむ・・・

かといって私自身が向き合わなければいけないことであり

向き合って前を向いて進んでいくのも私自身の問題。

 

こんな状況では、絵のことを考えること自体無理・・・

 

とにかくメンタル的にどん底でした。

 

真っ暗闇のなかに見つけた光・・・

「絵なんて描ける心境じゃない・・・」

そう思っていた私。

外出すら最小限・・・

普段ならお出かけ大好きなタイプでしたけど

その頃はちょっとした引きこもり状態。

 

そんな中、友人の個展が近くで開催されることになり

初めは行く予定にはしていなかったのですが

友人がライブ配信をしているのを見ていたら

どうしても描きたくてたまらなくなって・・・

 

気が付けば電車に乗り、会場へ向かっていたのです。

 

そこでは、友人のワークショップや

絵の具のお絵かき体験ができるようになっていました。

 

迷わずまずはワークショップを!

久しぶりのお絵かきに

いつの間にか時間を忘れるくらい没頭していました。

ひたすら無心に描いて描いて

私の心の中は

 

「楽しい!しあわせ!!」

 

という感情で溢れていました。

 

といっても、大好きだったアクリル絵の具は

私にとってしっかり描きこんでいく為の画材であったので

まだアクリルで描くまで

モチベーションが上がらなかった私は

友人の個展で購入した固形水彩

思いつくままに短時間で描いてみることにしました。

 

題して!「気まぐれ一枚」

 

その時に描きたいもの・・・

例えば、私が大好きなお花とか景色などから

1時間程度で描ける小さな作品。

 

それをひたすら1か月ばかり

毎日続けてみたのです。

 

 

気が付けば絵を見てくれている方への

応援メッセージとして描いていくうちに

水彩の柔らかな色合いの効果もあってなのか

だんだんと自分自身の気持ちが癒され

いつの間にか描くことに夢中になっていったのです。

 

そうしているうちに、公募展のお誘いを受け

それをきっかけにアクリル画を描くことを

復活させることができました。

 

最後に

最終的にアクリル画を復活させることができた

きっかけになった公募展。

 

私の中でいろいろな想いを込めた作品となり

小さなサイズではありましたが

今までにない描き方で

心の奥深くから湧き上がるままに描き上げました。

 

お陰様で、この作品は入選させていただくことが

出来ました。

 

想いを込めた特別な作品だっただけに

この時はいつも以上にとーっても嬉しかったですね。

 

正直なところ、水彩は扱いが難しいと

敬遠していた画材であったのですが

落ち込んだ心を癒すためには

水彩の優しい色合いがきっとぴったりだったのですね。

 

とにかく描けるようになったことが嬉しくて

毎日続けていくうちに

私の心にも大きな変化が起きていたようです。

 

そして1か月継続していったことで

私の中の画風というものも

変化してきたように思います。

 

私が実践した今回の方法は

 

①気軽に描けるもので描いてみる。

・・・さっと出してパッと描ける固形水彩のセットは

   その時の私にとってピッタリでした!

②自分の心から描きたいものだけを描いてみる。

・・・とにかく自分の心を向き合ったことが良かった!

③とにかく体と心を休める。

・・・ゆっくりと体と心の声を聴く時間は大事だとわかった!

 

このことを中心に実践してみたら

どん底からは復活することができました。

 

日々生活していれば色々なこともありますよね。

まだまだ100%復活とは言えないけれど

 

「絵を描くことがとにかく好き」

 

ということを再確認できたスランプでしたし

 

「絵を描くこと=大好きな事=大事な事」

 

に意識を集中させていくことで

普通なら堕ちていくばかりであろう心身の状況を

乗り越えていけるだけのパワーに

変えていくことができているのではないかと

思っています。

 

ある出来事・・・気になりますよね。

ですが、今の段階では

まだお話できる気持ちにはなれていないのです。

 

そのうちお話しできるタイミングが来たら

きっとご紹介できるかもしれませんので

お許しくださいね。

 

絵を描くきっかけになった友人に

心から感謝しております。

必要な時に必要な出来事を引き寄せてくれる人は

不思議なご縁でいるものなんですよね。

 

みなさま、今後とも応援よろしくお願いいたします。

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