画家になるまでに現れた3つの壁と乗り越えた秘訣とは?

今では「画家」と名乗っている私。

ですが、数年前までは何かの資格があるわけでもなく

「好きなことを仕事にできたらな・・・」と思うばかりで

その「好きなこと」が何かわからない状態の

ごくごく一般的であろう専業主婦でした。

その私が、今では「Rinさんの絵を購入したい!」と

言われるまでなり、今に至るまでには色々と悩み迷走をし

回り道もしつつ、時には試練と感じざるを得ないようなことも

乗り越えてきました。

今回はその経験談をお話しさせていただきますね。

 

「私の好きな事ってなんだろう・・・」と思う日々


 

一つ目の壁・・・

それは「自分の好きな事探しの壁」

 

結婚をして二人の子供にも恵まれ、一家の主である夫のもと

マイホームも手に入れて過ごす日々。

 

時には子育てで悩むこともあれば、夫との関係で悩むこともあるしと

色々なことが起きてはいたのですが

ちゃんと屋根のある家でご飯を食べ寝られる生活。

 

子供が笑っている姿、家族で食卓を囲む日々・・・

普通でいられることは、ただただ幸せな事。

 

でも・・・

 

「今は手のかかる子供たちだけど

子供たちが成長していった先の私ってどうなっているんだろう」

 

「子供が小学校にでもあがったら

パートにでも行ってみようかな」

 

もともと外向的な性格なので、

家の中でひたすら過ごす毎日は

どうしてもピンとこなかったんです。

 

子供も小さかったので常に一緒に居る状態なので

ゆっくりカフェで一人時間を過ごすなんて夢のまた夢。

 

無意識の中でも「外に出たい!」想いは募っていっておりました。

 

そんな中、ネットサーフィンをして色々情報を眺めたり

本を読んだりしていたころ、ふと手に取ったおけいこ雑誌。

 

そこには、私の好きなものがぎゅっと詰まった講座

たった一つだけ載っていたのです!

 

「これだ!!!!」

 

と直感的に思った私。

気持ちは今すぐにでも申し込みたい気分。

 

ただ・・・私は稼ぎはゼロの専業主婦。

資格取得にはそれなりのお金がかかるし

夫に内緒でならうなんて状況的に難しい。

 

でも「変わりたい!!!」

 

今までの私でしたら、そのまま諦めていました。

でも、その時の私は違ったんです。

 

きっとそれまで、色々な本を読んだり

ネット情報を得ていたりしたので

私の思考パターンが変わってきたのでしょうね。

 

思い切って夫へ話をしてみたんです。

 

「本気でやってみたいことがあるのですが

いいでしょうか?」

って。

 

自分がやりたいことなら夫に許可を取る必要はないと

言われる方もいると思いますが

その時の私にはそうは思えなかった。

それが言えただけでも、私にとっては大きな一歩!

 

その時、夫には「趣味くらいならいいんじゃない?」と

OKをもらえました。

 

どれだけ強い想いがそこにあったか!

 

それが、初めの大きな壁を乗り越えられた瞬間でした。

 

「私の好きなこと」からの「天職」を探す旅


第2の壁・・・

それは今後の活動の仕方を選択することと

向き合い決断すること。

 

心理学を盛り込んだフラワーアレンジの資格と

パステルアートインストラクター資格を無事に取得した私。

 

子供も小さく、子供ペースに合わせて仕事をしたかったのもあり

私は資格を活かして、仕事時間も自由に調整できる

教室運営というかたちを選びました。

 

当初は、お花も絵を描くことも好きだったし得意としたので

両方の教室を定期的に開講しておりました。

 

でも、どちらもそれなりに形には出来てはいたけど

準備や労力のわりに、疲れて帰ってきて、

家事の手を抜くことになったり、子供の帰宅時間に

帰れないこともあったり、これってどうなんだろう・・・

自分の中でモヤモヤ感が生まれてきたんです。

 

そうしているうちに、「絵」に特化していったほうが

今の私の資質を活かし、さらに人の為になれるのではないか

思うようになり、アートの道へ進む決心をすることとなるのです。

 

第2の壁を越えられたもとになったものは

 

自分が好きなことをするだけの独りよがりではなく

いかにそれが人の為となり、人の悩みを解決することとなるか。

 

そこを第一に考えていった先に、選択し

壁を乗り越えることができたのではと思います。

 

自分で作り上げた呪縛!?から解き放たれた先に・・・


第3の壁・・・

それは自分の思考パターンとの闘い。

 

「画家」=「美大卒」

 

この壁はかなり大きいものでした。

 

今まで海外に憧れ、英文科の学校へ進み

貿易関係の会社で働き専業主婦へとなった私。

 

この過程の中で、「学校で絵を学ぶ」という経験を

したことがありませんでした。

 

パステルアートの資格を取り、教室を運営していく中で

講座のデザインを自己流で考えながら描いたり

パステルアートの師匠のもとへ習いに行ったりと

やってもその程度のこと。

 

「画家」になる!と考えたとき

どう考えても、自分自身の画力が足らない。

 

ではどうするか・・・

 

水彩画でとても素敵な絵を描かれる先生の元へ習いに行ったり

アクリル画を描いている画家さんへ直談判したり

通信講座を受けたり、本を買って勉強したり

 

とにかく描いて描いて、自分の画力をあげる努力を

続けてきました。

 

すると、イベントにふらっと来てくださった方や

周りの友人、知人から、あることを言われるようになりました。

 

「個展とかやらないんですか?」

 

そのころから、自分の中で

 

「個展をやるようにみえるってことは

自分の画力が上がってきた証拠。

画家と名乗ってもいいころなのかな」

 

これが第3の壁を乗り越えられた瞬間でした。

 

そう思えるようになり、思い切って

名刺も「画家」と肩書を変えて作り直し

 

「個展をやりたいんですよね」

 

と会う人会う人に言ってみるようにしたのです。

 

「言霊」とはよく言ったもので

「言葉」にして発していると、それを叶えるために

人は無意識のうちに動き出します。

 

要は潜在意識!

 

画力を上げることを続けることと共に

脳の仕組みを利用した「言霊」作戦も利用する。

 

そして、「画家になる」と思い描いてから約1年後には

個展を開催することが実現できたのです。

 

 

最後に


夢、目標を達成するには

色々な試練や壁があるのは当たり前。

 

壁が現れたとき、そこで諦めるのか

なにか解決策はないかと考え迂回路や乗り越える策を考えるのか

 

人はどれくらい本気なのかによって

その場にずっといるのか成長し進化していくのかは変わる。

 

自分はどうしたいのか・・・

どうなりたいのか・・・

 

あなたの本気度次第で人生は変わっていくのではないのでしょうか。

 

頑張るあなたをRinは応援しています!

 

悩んでモヤモヤしているあなたの

ほんのちょと先をRinが歩んでいるのなら

私が経験してきたことが何かのヒントになるかも。

 

いつでもメッセージくださいね。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事