個展開催に必要な9つのものをご紹介

アーティストであれば、いつかは開きたい!と思う展示会。

個展にグループ展、いろいろタイプはあると思います。

では、いざ展示をするとなった時

いったい何を用意したらいいの?

そんなかたのお役に立てればと私が実際に開催した際に必要だったもの

あったらなお良し!なものなどをご紹介します。

どこでやる?会場の確保


 

個展をやるにも、会場がなければ開催できませんよね。

どなたかの目に留まって企画展~!!となれば

探すこともなくラッキーなのですが

大勢いるアーティストの中で目に留まることは

本当に運がいい方や地道に努力を続けたからこそ

だったりしますね。

 

自分で展示会を開催するなかで

会場探しは一番重要なポイント!です。

 

①立地条件

人を呼ぶためには、やはり色々なところからも

アクセスがしやすい場所であることは大切。

 

②会場利用に必要な費用

場所を借りるには、やはり費用が発生しますよね。

1日当たりいくらで貸してくれるところ

カフェなどは、場所代は格安、もしくは無料で

販売管理費に例えば30%支払うとか

会場ごとの規約をよーくチェックして

今の自分に合っている場所かどうか。

 

③会場の雰囲気

自分の展示したいイメージに近いところであれば

展示の世界観も作りやすいのでいいですよね。

会場がカフェなどであれば、一緒に企画展として

盛り上げることも可能なので

先方との相性もやっぱり大切!

 

展示には何が必要?必要なもの9つ


 

初めての展示なら尚更、何を用意したらいいのか

便利なのかとかわからないですよね。

私が開催してみて必要なものをご紹介しますね。

①作品と額

展示に作品は必須ですね。

キャンバスであれば、額なしでそのまま飾ることもできます。

作品によっては

キャンバスのままのほうがお洒落に見えることもあれば

額に入れたほうが見栄えがする!ってこともありますよね。

どちらが売りやすいか?と言われたら悩むところですが

キャンバスのままのほうがよりカジュアルな客層?かな。

 

額に入れたほうが、絵の価値+額の価値になるので

絵の価格的にも価値をつけやすいのと

購入される側を考えたら

絵にぴったりの額が既についているので

額を探す手間なくすぐに飾れるってメリットはあります。

 

逆に言うと、部屋のインテリア、雰囲気と

額の雰囲気がちょっと合わないってこともありますよね。

 

こういったことをふまえて

額入りなのか額無しなのかも考えるといいですね。

 

②キャプション

展示会に行くと、作品の右下あたりにある

作品名、価格などのかかれたキャプション。

これは必須ですね!

私は、100均に売っている5ミリくらいの

厚みのあるボードに

シールタイプの印刷用紙にキャプションを

貼り付けて作ったりしています。

 

③芳名帳

ご来場いただいた方に、名前や住所などを書き込んでいただくもの。

これは、展示終了後にお礼状を出す際や

次の展示のご案内を出すときに使用します。

 

④コメントを残すノートとペン

ご来場いただいた方々に、展示の感想などをご記入いただくもの。

これは、あまりチープすぎてもお客様に失礼になるので

それなりのものを用意しましょう。

 

私の場合、可愛いメッセージカードを用意して記入してもらい

展示終了後にファイルに納めて

展示の時を思い浮かべつつ幸せに浸っております。

 

⑤作品集

これは、ご来場いただいた方に

今までどんな作品を描いてきたのか

今回の展示でどのような作品があるのかなどを

冊子にまとめたパンフレットのようなものを用意します。

私の場合、貼れるアルバムを購入し

作品は写真屋さんで少し大きめにプリントアウト。

さらに作品名と言葉などのキャプションを付けたものを

手作りしておいております。

 

展示作品の下のキャプションに

値段を記載するのがどうもいやだな・・・と思った時など

これを作っておくと、こちらに値段を記載すればいいし

お客様も、欲しい絵があった場合に

やっぱり値段は気になる・・・でも高かったらと思うと

アーティストには直接聞きにくい・・・

そんな時にもこっそり値段を確認できるので

お客様に対しても優しいかなと私は思います。

 

⑥あったら便利な「ひっつき虫」やマスキングテープ

展示スペースでは、壁を汚してしまったりするので

両面テープやガムテープなどは禁止だったりしますね。

そんな時、つけてはがせせるものがやっぱり便利!

今は100均でもこのようなものが売っているので

用意していくと安心ですね。

 

マスキングテープも、粘着力は弱めになりますが

軽いものであればつけることは可能。

後も残りませんね。

 

ただ、テープ類は

会場の暖房などで粘着力が弱まってしまうことがあり

はがれてしまいがちなのも要注意ですね。

 

⑦展示中のお会計に必要な小銭類

ポストカードなどの販売がある場合

おつりになる小銭などは必須です。

小さな金庫を用意して隠しておくのもいいですね。

 

私の場合、今はポーチタイプのお財布が売っているので

それを使用することもあります。

スマホなども入れられるので便利ですよ。

⑧フライヤー、ポスター作製

個展であれば、会場に飾るポスターやフライヤー

ダイレクトメールを送るならそれも作成する必要がありますね。

これは私がパワーポイントを使って自作したポスター。

「個展の名前」「場所」「日程」など

見た方が迷わないものを必要最低限盛り込みましょう。

 

⑨展示する際に便利な水平器

ギャラリーにはピクチャーレールがあり

そこに作品を飾ることとなると思いますが

ワイヤーからフックまでの長さもあり

作品がグラグラして、平行を見るのは

なかなか難しいものですね。

そんな時、あると便利なものが水平器。

ピクチャーレールにぶら下げて、額の上にポンとおいて

水平かどうかを確かめましょう。

 

曲がっていたりすると、案外見ている方も

なんだか気持ち悪いな~と感じるもの。

気持ちよく作品をいい状態で見ていただけるように

展示側の心遣いの一つに

用意しておくと便利ですよね。

 

最後に


 

<個展開催に必要な9つのもの>

①作品、額

②キャプション

③芳名帳

④コメント用のノートやカードとペン

⑤作品集

⑥ひっつき虫、マスキングテープ

⑦小銭類と金庫、財布等

⑧フライヤー、ポスター類

⑨水平器

 

私が個展を開催してみて必要だったものを

並べてみましたが

いざ開催してみると、人それぞれに必要なものは

出てくると思います。

 

やってみて、学んでご自身にあったものを

揃えていかれるといいですよね。

 

どなたかの参考になれば幸いです。

 

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