アクリル絵具で迷ったらプロに聞こう!リキテックス3種

アクリル絵具は色々なメーカーから出ているし

使い心地も色々だから迷ってしまって・・・

安いものでもないから買うのも躊躇しちゃう。

そんな経験ありませんか?

今回は、メーカーさんより直接お話を伺う機会があったので

「リキテックス社」の3タイプについてご紹介をします。

アクリル絵具3種の特徴


 

今回ご紹介するのは3種類。

1、レギュラータイプ

2、ソフトタイプ

3、プライム

 

では、一つずつ特徴をご紹介いたしましょう!

 

1、リキテックスカラー レギュラータイプ

形状は、チューブから出して

そのままナイフで描けるくらいの

重めの硬さ。

 

ぽてっとした厚みのある

描き方もできるので

油彩風のタッチでも描くことができる。

 

水で溶かして使ったり

メディウムなどを使えば色味を安定させたまま

自由に調整して描くことができる。

 

2、リキテックスカラー ソフトタイプ

形状は、レギュラーのようなぽてっと感はなく

チューブからとろーっと流れ出る乳液状のイメージ。

 

チューブには雫のマークがあるからわかりやすいですね。

 

顔料の濃度が高く、平塗りしてもムラになりにくい。

もちろん水でさらに薄めて描くことも簡単に。

 

こちらのタイプは

エアブラシで描く方にもお勧めとのこと。

水で溶いた絵具をうすーく塗り重ねるようなタッチの

描き方をする方にもおすすめ。

イラストレーターのかたにお薦めのアクリルカラー。

 

3、リキテックス プライム

形状は、レギュラーよりも粘りが少なく

ソフトよりも少し粘りが強い印象。

 

新しい画期的な透明アクリル樹脂

最高品質の単一顔料と含有量の多さ

混ぜて使った時の色の濁りが少なく

薄めたときも美しい発色をしてくれる。

 

通常のアクリル絵具は、

乳白色のアクリル樹脂と混ぜて出来ているので

 

濡れているときは明るめに

乾いてくると落ち着いた色へ

 

と視覚的に変化を感じるようになっているので

描いているときのイメージと

乾きあがった時の色のイメージに

誤差が出てくることも。

 

その点、プライムは透明度の高い

アクリル樹脂のお陰で

描いている時と乾いた後の色の変化を

ほぼ感じさせないレベルになっている。

 

使ってみてのおすすめポイント


 

実際に試してみての私の感想・・・

 

手持ちで使っているものはレギュラーが多いのですが

初めてソフトを使ってみて

 

グラデーションが描きやすい!

 

と思いました。

 

例えば・・・

この絵の中で言えば

白い雲の部分はレギュラータイプ

 

虹の部分や背景の空のグラデーションは

薄く伸ばして綺麗なグラデーションを出したいので

ソフトタイプ

といった感じに使い分けると描きやすそう。

 

ほかにも、販売元の方にお聞きしたところ

なるほどーと思ったポイントは・・・

 

ソフトタイプは薄めなくても

絵の具自体が良く伸びて安定しているので

ガラスや木などにも描きやすいし

水で薄めたときも絵具自体が安定している。

 

プライムは、単一顔料+透明樹脂使用の為

とにかく発色が良く濁りにくいので

油彩画などを描く方が好まれる。

 

この点を詳しくお話を伺って

なるほど~~~~!!!

と思った点でしたね。

 

最後に


 

画材店に行っても、実際に絵具の蓋を開けて

粘度を調べるなんてことはできませんよね。

(シール止めされているしやってはいけません!)

 

とりあえず買って

使ってみて合うか合わないか・・・

でも絵具ってそこそこいいお値段・・・

失敗したら泣いちゃいそう・・・

 

私自身、描き始めた当初は

とりあえずアクリル絵具ならみんな一緒!?

くらいな感覚で

ぱっと目についたものを

購入して使い始めたのですが

 

メーカーによっても

絵具の形状も色味も色々だし

自分が描きやすいと思う絵具に出逢うのは

大げさかもしれませんが

ギャンブルみたいなもの。

 

買ってはみたものの・・・

扱いづらいなぁ・・・

 

なんてことは私もあります。

 

ご自身の絵のタッチ、筆の扱いなどによっても

合う絵具(メーカー)は人それぞれ。

 

今回はリキテックス社のアクリル絵具3種類

比べてみましたが

やはり販売されている方から直にお話を聞けると

カタログからの情報よりも

より深い部分を知ることができますね。

 

体験会などがありましたら

ぜひぜひ参加されることをお勧めいたします。

 

また何か描いてみての絵具の特徴など

分かった際は、あくまでも私の感想の部分にもなりますが

ご紹介させていただこうと思います。

 

追伸・・・

今回リキテックス商品について丁寧に

ご紹介してくださった「バニーコルアート」ご担当者様。

本当にお世話になりました!

 

バニーコルアート Webサイト

http://www.bonnycolart.co.jp/

 

 

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