超ド級の日本画を堪能!アート散歩・川端龍子の世界へ

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あなたは美術館はお好きですか?

もともと絵を描くようになるまで、美術館にはあまり興味がなかった私。

ですが、今となっては「これ!」と思った展示には

よく行くようになりました。

本物を見ることで色々なインスピレーションが浮かんだりもするので。

中でもお気に入りの美術館が私にはあります。

それは「山種美術館」。

今回は、私が大好きな画家「川端龍子」展が開催とのことで

伺ってまいりました。

 

「川端龍子」ってどんな画家?


引用:大田区立龍子記念館HPより

 

近代の日本画家である川端龍子(1885-1966)。

和歌山で生まれ上京後、当初は洋画家を目指し

20代の頃には新聞などの挿絵画家として生計を立てながら

その時代の世相を俯瞰的にみるジャーナリズム性を習得

洋画の修行のために渡米。

帰国後間もなくして、日本画家へと転向

 

規格を超える大画面の作品制作など

ダイナミックな迫力のある作品は、

当時「昭和の狩野永徳」とも言われたそうです。

 

明治期の巨匠たちからの薫陶もうけ

院展にも参加するような正統派の日本画でしたが

「健剛なる芸術」の想像を訴える龍子にとって

方向性が違ってきたことなどから院展を脱退。

自身で、絵画団体である「青龍社」を樹立し、

グループ展「青龍展」を開催していくことになるのです。

 

大衆に広く訴える絵画を目的とした「会場芸術」という概念を提唱して

大胆かつ奇抜な作品の数々を生み出してきました。

 

本当に鮮やかなブルーにダイナミックな海を感じられる「鳴門」

金閣寺の火災を描いた「金閣寺炎上」など

力強く大胆でダイナミックな作風から

とても美しくしなやかな姿の「鶴鼎図」などの

とても繊細で写実的なものまで

色々な作風を描けるのも龍子の魅力だと私は思います。

 

製作途中の絵の上を愛犬が!!!!


 

画家というと、家庭も顧みないほど絵に没頭するイメージが

なんとなく私にはあるのですが

龍子は、妻子をとても大切にしていたそうです。

 

しっかり収入を得て生計を立てるために挿絵の仕事などもして

さらに犬が大好きだった一面もあったようで

(実際絵の中にも犬が描かれているものも多いですね。)

アトリエには愛犬や子供が自由に出入りしても気にしなかったそうです。

 

ある日、アトリエで龍子が製作途中の絵の上を

愛犬がパタパタと乗っかってしまったそうなんです。

 

それはそれは、周りにいた弟子たちはかなり慌てたようですが

龍子は何事もなかったように、そこを掃除して

また絵を描き始めたというエピソードがあるほど。

 

 

この画像は、以前行ったことのある龍子記念館。

龍子のアトリエです。

清々しい緑豊かな庭園を眺めながら

ガラス張りのすっきり広々としたアトリエ。

 

ここで龍子は絵を描き、子供と戯れ

時には愛犬に絵を踏まれたりしながら

あのエネルギー溢れる絵ができていたんだなと思うと

感慨深いものがあります。

 

私もこんなアトリエで絵を描けたらいいなと

心から思います。

 

美術鑑賞に疲れたらこちらへ


 

山種美術館のなかには、入り口入ってすぐ左に

「Cafe 椿」があります。

こちらでは、その時々の展示の絵画にちなんだ

和菓子をいただくことができます。

 

今回私がいただいたのは、川端龍子の「東くだり」

この時にあったほかの和菓子はこちらをご覧くださいね。

→Cafe 椿メニュー

 

毎回どんなものがあるのか、Rinはとても楽しみにして

いつも食べて帰るようにしています。

 

さらに、今は夏真っ盛りの時期でしたので

喫茶のランチメニューはにゅう麺がいろいろ。

温かなおつゆもとても美味しくて、可愛らしい3色のお団子付き。

夏場に大活躍するけどちょっと飽きてしまうそうめんでも

こうやって薬味をつければ色々変化が楽しめるんだ!と

アイディアもちゃんとお持ち帰りです。

 

最後に


 

川端龍子は、以前に龍子記念館へ伺った際

とある体験をして以来、私にとって特別な画家さんなのです。

ですので、今回はちょっと私の想いがかなりはいってしまった

偏った内容になってしまったかもしれないこと

ご了承くださいね。

 

「とある体験」・・・

それは、長くなってしまったのでまた別記事でご紹介します。

 

色々な作風を楽しめるダイナミックな川端龍子の作品を

もしも機会がありましたら、ぜひ観に行ってみてくださいね。

 

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