貴重な屋久杉を磨いてのペンダント作りにチャレンジ!

モノづくりな私。 それも0から作ることがとても楽しい!

さらにいったら、ちょっとこだわりのあるものを作りたい!

ということで、今では貴重なものとなっている

屋久杉の流木の木片を磨いて

オリジナルのペンダントをつくるワークショップに

参加した時のことをご紹介しますね。

屋久杉ってなに?


 

1993年に自然遺産登録をされた鹿児島県にある「屋久島」。

その屋久島の標高500m以上の山地に生息し、

世界的にも銘木とされている杉の名前が「屋久杉」

 

樹齢1000年以上のものが屋久杉と呼ばれていて

樹齢1000年未満は「小杉」、植林されたものを「地杉」という。

 

1560年頃、大隅正八幡宮(鹿児島神宮)の改築のため

屋久島の杉やヒノキを運び利用したという記述も残っていたり

船材・建築材として利用されたり、さらには

島民が薩摩藩への年貢として納めていたそうです。

 

1980年代に屋久杉の伐採が禁止され

それまでに放置されていた切り株や幹は「土埋木」といわれて

それを山中から運び出し、今日まで様々なものに

利用されてきました。

 

これはウィルソン株。中は空洞になっていて

上を見上げるとハート型に空が見えます。

 

ですが、2016年3月時点で、その年度のヤクスギランドからの

搬出は終了となり、ますます貴重なものと「屋久杉」は

なっているそうです。

 

屋久杉を磨くワークショップに参加してきた


 

私のパステルアートの師匠がワークショップに参加して

作ったという屋久杉ペンダント。

 

見た瞬間、何とも素朴なのに温かみのある雰囲気に

私も作ってみたい!とワークショップに参加させていただけることに。

 

ワークショップを始める前に、屋久杉が上記の理由で

大変貴重なものとなっていること。

 

新たに伐採したり運び出すことが禁止されているために

現地のかたが拾った屋久杉の流木を材料として

使っていることなど、とても興味深いお話をお聞きしました。

 

こういった話を聞いて制作にはいるのと

聞かないで制作に入るのとでは

やはり思い入れも違ってきますよね。

 

まずは荒い目の紙やすりでひたすら磨き始めて

10段階ほどだったでしょうか。

1段階ずつ、目の細かい紙やすりで磨き上げていきます。

 

 

画像右上が、初めの流木片。

そこから中の画像が完成間近。

 

磨いていくうちに、初めはわからなかった

屋久杉の模様が浮き出てきて

さらに愛着が増してきました。

 

そして誕生石でもあるアメジストの天然石をいれて

マクラメ編みでひもの部分を作成しました。

 

横に浮き出てきた模様が

まるえ瞳のように見えてきて・・・

その真ん中には輝きをイメージした

スワロフスキーのビーズを埋め込んでみました。

このポイント、結構私のお気に入りなんです。

 

最後に、椿油を含ませた布で全体を磨き

 

世界でたった一つ!

私だけのオリジナル屋久杉ペンダントが完成しました!!

そして、あまりの心地よさと、

この貴重な体験をわが子にもしてほしいなと

後に、子供を連れてワークショップにも参加してきました。

 

右上は購入させていただきタもの。

天然石のブレスレットは、夫様に私が作成。

ハートのペンダントは子供の作品です。

熱い中、親子でひたすら屋久杉磨き。

なかなかできない経験をさせていただきました。

 

最後に


 

1日がかりで、ギザギザの木片からひたすら磨き上げ

大切な思いで仕上げたペンダント。

 

磨いている最中は、ほとんど無言で集中!!

やすりで磨くことで、屋久杉のとても優しい香りに癒されつつ

とにかく無心で作業している時間は

今思うと、まさに瞑想と同じ世界。

 

とにかく心地よい時間でした。

 

先生曰く、

 

「屋久杉を手にしたかたは

屋久島までの片道分の切符を手に入れたと同じ事。

きっと屋久島に呼ばれているんですね~」

 

ということらしいです。

 

確かに・・・

 

このペンダントをすると、胸元からふわっと

屋久杉の優しい香りに常に癒されている気分になり

屋久島を感じられているような気持になるんです。

 

さらに、最近とても心に湧き上がってくる気持ちがあるんですよね。

 

屋久島のパワフルな自然の中でエネルギーチャージをして

素晴らしい自然から沢山のインスピレーションを受けながら

絵を描きたい!

 

まだ屋久島に行ったことがない私。

でもなんとなく・・・近い将来行けるような気がします!

というか行きましょ!!

きっと行けますよ。

 

願いは言葉にしてみたり、文字として書くと実現が早まるので

 

「行きます!!!」

 

と宣言してみました。

 

行ったときは、こちらのブログでも必ずご紹介しますので

その時をお楽しみに~。

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