なにかを習いに行きたい!
そう思ったとき、皆さんはネットを検索したりして
教えてくれる教室を探すと思います。
どんな先生だろう・・・どんなことをするのだろう・・・
初めてのことをするときって誰でも不安な気持ちで
教室までくると思うのです。
そんな不安を抱えた生徒さんたちのために
講師が心掛けておくことってどんなことがあるでしょうか?
私なりに普段から心掛けていることをご紹介いたしましょう。
あなたは何を基準で教室を選びますか?
世の中には色々な種類の教室がありますよね。
「絵を習いたい」
「ヨガを習いたい」
「フラワーアレンジメントを習いたい」
そう思ったとき
あなたはまず何から基準に探しますか?
私であれば・・・
①自宅から通える範囲(できたら近くが良い)
②レッスンの内容と受講費のバランス
③先生のセンス
④教室の評判や先生の雰囲気
⑤受講後のフォロー
ここら辺にポイントを置いて探してみます。
①自宅から通える範囲
これは雑誌で探すなり、ネットで探すなり
今は場所ごとに検索できるのですぐに目星はつきそうですよね。
お子様が幼稚園に行っている間に~などという場合
お迎えに間に合うように帰れるのか?などを考えると
結構重要なポイントになったりします。
②レッスンの内容と受講費のバランス
例えば、フラワーアレンジの教室をイメージしてみましょう。
月に何回あるのか、講習費は毎回同じで材料費は別途なのか
材料費込での金額なのか
どれくらいの技術を教えてもらえそうなのか
また、資格をとれるコースがあるのか等。
③先生のセンス
パステルアート講座でも、先生の「色」というものがありますよね。
メルヘン調のデザインが得意な先生もいれば
花が好きできれいな花のモチーフを得意とする先生等
これはもう、ご自身の感覚で
「素敵だな~」と感じた先生を選ぶのが一番間違いないでしょう。
④教室の評判や先生の雰囲気
お稽古サイトなどを検索すると
口コミなどがのっていることもあるので
そこら辺を参考にしてみるといいですよね。
あとは、先生のブログの文章からも
先生の雰囲気というのはある程度読み取ることはできると思います。
ただこの場合・・・ブランディングなのか
かなり「盛っている」先生もたまーにいることがあるので要注意。
「盛っていなかった」としても
やはり実際に会ってみないことには
先生の人となりというものを知るには
なかなか難しいところがありますよね。
⑤受講後のフォロー
とりあえずホームページなどに記載されている内容をチェック!
ですが、ここは実際に受講してみないとわからない
怖い部分がありますね。
私も過去に「失敗したかも・・・」とおもった経験ありです。
記載にあったようなフォローが実際はなかったり・・・ね。
実際にRinが心掛けていることとは?
上記であげたように
実際に私自身でどこかに習いに行くだけでも
ネットや雑誌の情報だけではわからないことって結構あって
初めてレッスンに行くときなんて
結構ドキドキものだったりします。
「今日はどんなことをするんだろう・・・」
「先生はどんな人かな・・・」
不安な気持ちでいっぱいですよね。
その不安を少しでも和らげて
レッスンを楽しんでお帰りいただけるように
私が心掛けていることをご紹介しますね。
①自己紹介タイム
私のパステルアートに来てくださる方は
大抵みなさまパステルは初めてという方。
ちょっと緊張した雰囲気で席に座られるので
まず、私の自己紹介をして
順番に受講生のかたにも
簡単な自己紹介をしていただくようにしています。
(ただし大人数の場合は私の自己紹介のみですね)
簡単な自己紹介でも
住んでいるところが近所だったり
なにか共通の部分が見つかると
同席している生徒さん同士の関係が一気に和み
場の空気感も一気にやわらかくなっていきます。
②講座内容の簡単な説明
何をやるのか不安な状態でいるので
まずは、その日のレッスン内容を簡単に説明します。
パステルとはどういうものか?
どんなデザインをその日は描くのか。
どのような手順で描いていくのかを簡単に説明。
こうすることで、受講生のかたの頭の中で
レッスンの流れを把握できるので
なんとなく安心する材料になってきますよね。
③いきなりハードルを上げないこと!
初めから手の込んだデザインを用意すれば
完成状態を見れば満足がいくかもしれません。
ですが、どんな手順で描くのか
パステルはどんな画材なのかなど
まったくわからないのに
いきなり知識を詰め込みすぎてしまったら
楽しむどころか疲れてしまいますよね。
その為にも、円の描き方や
パステルの塗り方、消しの表現など
基本的な技法を組み込んだうえで
なおかつ季節感のある見栄えのする
満足感のあるデザインを選ぶようにしています。
④世間話をさりげなく
まずは会話をして和んでいただくことって結構重要。
お天気の話などの当たりさわりのないものから
ちょっと子供のことなどを話したりして
講師との距離感を近付けていきます。
⑤レッスンの「場」づくり
大抵どこかの施設を借りて開催することになるのですが
無機質な空間で、シーンとしたなかで講師の声が響く・・・
そのような空間よりも、
少しでもリラックスして絵に集中していただけるように
癒し系の音楽を流してお待ちしています。
歌詞の入っている曲は
案外耳に入ってきてしまい集中できなかったりもするので
オルゴールやど優しいものを選んでいますね。
最後に
先日、大学の講座での受講生さんより
「パンフレットに先生の顔写真があって
昔習っていたピアノの先生にも雰囲気が似ていらっしゃって
きっと話しやすそうだなっておもって
受講を決めました!」
と言っていただいたことがあります。
やはり「顔出し」って結構大切ですよね。
受講者側からしたら、重要な判断材料の一つになるわけですから。
講師側の感覚だけでなく
自分が受講者側だったらどうだろう・・・
そこを毎回考えていくと
レッスン中の雰囲気も良くなり
お互いに良い環境の中レッスンを進めていくことが
出来ていくのではないかなと思っています。
ちょっとついつい長くなってしまったので
今日はこの辺で^^