人生初!? 私が本気を出した出来事とは・・・

私は子供の頃から、どちらかというと冷静にみられるタイプ。

悔しくて泣いたりとか、思いっきりはしゃいだりとか

感情を表にだすのが照れくさいのもあったのか

一歩引いて見てしまうような子供でした。

はっきりいってしまえば、無邪気な子供らしさのない

ちょっと大人びた冷めた子供だったのかもしれません。

 

卒業式で泣いている友達を見ては

「どうして泣けるんだろう・・・」 と思ったくらいで。

 

そんな私が、講師になる!と決めて活動を始めたばかりの頃

とある出来事をきっかけに、人生初の体験をすることに。

 

初めて飛び込んだ先で感じた嫌な予感・・・


資格を取得した当初、活動場所を探していた私。

色々な講師の方を呼び、ママ向けの講座を開催している団体があり

私は飛び込みで営業をしにいきました。

 

私は争いごとが苦手な平和主義。

そこには既にお花の講師はいらっしゃったので

あえて競う必要もないと思った私は

パステルアートで講座を開催したいと話をしに伺いました。

直感的に、お花はここではやらないほうがいいなと思ったんですよね。

 

そして、代表者の方数人と面談し、色々と話していく中で

私が作ったフラワーアレンジをご紹介した際

先方がとても気に入ってくださったようで

「ぜひうちでもこの作品のレッスンをしてください!」とお話をいただいたので

パステルだけではなく、フラワーアレンジもレッスンすることになりました。

 

この際もちろん、お花の先生がおられるので大丈夫かを確認したのですが

先方は皆様口をそろえて「別にいいんじゃないですかね。」と。

 

講座は大盛況に終わり、受講者の方からも

「次はクリスマスリースを作りたいのでお願いします!」

と言っていただきましたので

私なりに色々とデザインを考え、花材を買いに行き

リースのサンプルをとどけに行きました。

 

そしてその数日後・・・

私の心を奮い立たせるようなあの出来事が起こったのです。

 

 

人生初!?の〇〇体験


先方から連絡があり伺ってみると

このサンプルではちょっと・・・と明らかにおかしな空気感が。

 

担当の方が、私の知らないところで

すでに以前より在籍しているお花の先生にサンプルを見せたらしく

あれこれと意見が付いたようでした。

そしてそのまんまを、代表の方は私に伝えたんです。

 

「見てください! この花材の質感! 

 これでこの価格はありえないですよと

 10年近く経験のある〇〇先生がおっしゃっていますので」

 

私は耳を疑いました。

初めに思った予感は的中することになったのです!

 

「10年近く経験のある先生」と「駆け出しの私」。

それを言われたらもともこもない。

値段だって盛ってもいないし、レッスン料を入れても安いくらい。

駆け出しとはいえ、私もちゃんと学んで資格を取得した講師です。

経験はないながらも、その時できる最大の知識と感覚で

自分が飾ってみたいと思える作品を作って持っていったんです。

 

 

あえて王道のクリスマスカラーですが、ハートのベースを使って私らしさをと。

もちろん花材も、専門店で購入しています。

さらに、資格すら持っていない代表のかたからのダメだし・・・。

 

冷静を装いながらも、正直心のなかは悔しくて悲しくて

たまりませんでしたが、私も子供ではありません。

 

「では、また作り直してきます!」

 

ととりあえず帰宅しました。

 

その晩は、正直なところ

もう思い出すだけでも悔しくて悔しくて・・・

なにより、自分ではどうにもならない経験の格差をいわれたことが

とても悲しかったのです。

 

 

その晩、人生初の「悔し泣き」を思いっきりした私。

 

でもね、散々泣いた後、私の心に浮かんできた感情は

 

「何も言い返せないくらい素敵な作品をもっていって

作ってみたいと思わせてみせる!」

 

要は「見返してやる!」といった感情ですので

それが良いとは言えないかもしれませんが

私の中で本気を出すスイッチが入った瞬間だったのでした。

 

悔しさは最大の力を発揮するパワーに代わる


 

あえてクリスマスカラーは外し、クリスマスが終わっても

そのまま楽しんでいただけるようなものをと考えたものがこちら。

 

 

お陰様で、その後沢山の方にリクエストいただき

レッスンをさせていただくこととなった

私の中での大ヒット作の誕生となったのです!!

 

もちろん、当初の王道のリースもリクエストいただきましたよ。

 

最後に


 

結果的に、先方に言われたことは

あくまでも・・・そのお花の先生とその方の好みではなかったということ。

ご縁がなかったんだと思えるようになりましたので

恨むなどのマイナスの感情ではなくなりました。

 

あの時の「悔しい」とおもった感情がなかったら

この新たな作品は生まれなかったし

私の中で、人生初!?ともいえる感情を体感することができました。

 

ずっと恨んでいたっていいことはないし

その時間をもっとプラスのものを生み出すことに

費やしたほうがどんなにいいか!

 

また、この経験があったからこそ

悔しい想いを「やる気」というエネルギーに変える方法

見つけることができたので、

今となっては逆に感謝をしております。

 

早い段階でこのような経験ができたことは

私にとってかなりプラスに働くことにもなりましたので。

 

感じ方、とらえ方、好みはひとそれぞれ。

色々な体験をしてきたからこそ人は成長していけるんです。

 

悔しかったら思いっきり悔しさを感じてみましょう!

感じきったら案外スッキリしますよ。

 

 

そして、そこから生まれるもの、得られることが

必ずなにかしらあるはずだから。

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