「絵を描いて楽しみたい!」
「簡単で可愛く描ける方法ってなにがあるかしら」
そう思っても、何から始めたらいいのかって
ちょっと悩んでしまいますよね。
画材も、水彩、油絵、アクリル、パステルetc・・・
色々あるし、いきなり買いそろえるにも
やっぱり合わなかったって場合にもったいないし。
そんなかたに私がお薦めするのがパステル画。
今回は、テンプレートもなにも使わずに
思わず笑顔になってしまうような描き方をご紹介します。
パステルアートって何?
チョークのようなパステルを削り、粉状にして
指を使ってくるくると描くアート。
驚きの技法をつかってあっという間に
それも簡単に思わず飾りたくなるような柔らかな絵が描けます。
水を使わずに描けるので、お子様が水をこぼしたりなどの心配は無用。
お子様からシニア世代まで幅広く楽しんでいただけるアート。
準備には何が必要?
①パステル(100均で売っていますよ)
②けしごむ、ねりけし
③スケッチブック(お好きな大きさでOKですが、今回は葉書サイズにカットしたもの)
④カット綿
⑤お手拭き(ウェットティッシュやおしぼりなど)
⑥新聞紙、ゴミ箱
⑦茶こし(なければカッターや1円玉でもOK)
⑧メモ帳などの紙1枚(パレット代わりに使います)
⑨色鉛筆(なくてもOK)
※今回の絵の場合となり、絵によってはさらに必要なものが増えてきます。
実際に描いてまいりましょう!
今回は一番簡単な描き方としてこちらを描いてまいります。
①、新聞紙を広げたうえに、スケッチブックを用意します。
②、まずにこにこの顔の色を決めていきましょう。
③、色が決まったら、用紙の真ん中あたりへ適度な量を
茶こしを使い削り出します。
④、指を使って、削り出した粉状のパステルをくるくると
円を描くように塗り拡げます。
※あまった粉は、カット綿を使ってさっと払います。
⑤、④で描いた円の周りにお好きな色を削り出し指で塗り拡げていきます。
※あまった粉は、カット綿を使ってさっと払います。
⑥、色鉛筆を使い、円の中にお好きな顔を描いていきましょう!
(色鉛筆がない場合、パステルの角を使って描いても構いません。)
⑦、ほっぺたをほんのり色付けするため、メモ帳(パレット)に
暖色系の色を1色、すこしだけ削り出します。
⑧、⑦の色を指先にちょんと少しつけ、チークを塗ってあげるように
頬っぺた部分へ色を付けていきます。
⑨、⑧で完成ですが、あとは周りをお好きなように装飾してください。
⑩、にっこり笑顔の出来上がり!
最後に
いかがでしたか?
皆さん同じ工程ではありますが、目や口元を描いたり
選んだ色によってさまざまな作品ができたことと思います。
講座で描いているデザインは、パステル和アートの特徴でもある
テンプレートを使った描き方になるのですが
気負いなく、まずは色遊びを楽しんでみたいというときに
こちらのデザインはおすすめです!
以前ケアホームでもこのモチーフを使って
講座を開催させていただいたことがありました。
皆様楽しんでいただけたようで
ご自身の作品を見ながらとてもいい笑顔をされていました。
このデザインであれば、未就学のお子様でも楽しんでいただけるので
ぜひ色で遊んで、絵を自由に楽しむ体験をさせてあげてくださいね。