みなさん「ハーバリウム」ってご存知でしょうか?
最近急激に流行っている「ハーバリウム」。
言ってしまえば、植物標本をおしゃれにしたイメージですね。
絵を描く際に大切な美的感覚を磨くためにもぴったり!
今回は、そのハーバリウムの魅力と作り方を
ご紹介していきましょう!
「ハーバリウム」ってなぁに?
「ハーバリウム」とは、「植物標本」という意味。
今、雑貨屋さんなどにいくとよく見かけられるようになりました。
なんと、ハーバリウムの協会までできているとか!
かなりのブームが来ているようですね。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーを特殊なオイルと一緒に
瓶などに詰めて、インテリアとして楽しめるように作られたものです。
生花だと数日で枯れてしまうことになりますが
ハーバリウムにすると、場所にもよりますが
3か月~1年ほど楽しむことができます。
オイル漬けにすることで、ドライフラワーはみずみずしく
プリザーブドフラワーは透明感がアップしたりと
ただ普通に飾るだけとは違った楽しみ方を感じられるのも
人気の理由のようですね。
「ハーバリウム」を楽しむための注意事項
置く場所に気を付けましょう
植物を瓶に入れ、きれいな状態で長く楽しめるものですが
使用しているものは、完全に乾燥させているドライフラワーや
プリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーの取り扱いでも言われていることですが
直射日光などに当たっていると退色が進みます。
これは、ハーバリウムとしてオイルに漬けても同じことですので
置き場所によって鑑賞期間は異なってきます。
ハーバリウムは危険物!?航空機には載せられないの?
ハーバリウムオイルの引火点はオリーブオイル以上です。
引火点が250℃以上のものは非危険物扱いとなります。
消防法上の第4類危険物(液状危険物)に
該当する製品も存在することがあるので注意が必要!
また、火を近付けてもすぐには引火しませんが
可燃性の液体であることには間違いないので
コンロやストーブなどの近くには飾らないようにしてください!
飛行機に乗る際は、引火点が250℃以上のオイルは
消防法上も航空法上も危険物の対象外なので
貨物として預ければ搭載可能なはずではありますが
現状、ハーバリウムオイルは航空機での輸送、
機内持ち込み共に拒否をされることがほとんどなので
発送の際は、陸便指定となりますのでご注意ください。
廃棄するさいはどうしたらいいの?
廃棄は各自治体ごとに違うかと思いますので
自治体の指示に従ってくださいね。
通常は、空いた牛乳パックに新聞紙や布を詰め
それにしみこませ、口をしっかり留めて廃棄。
揚げ油を廃棄するときのように
可燃ごみとして廃棄することができるそうです。
ハーバリウムの作り方をご紹介
今回は、以前花育講座を一緒にさせていただいていた
PlantsLife の 原田玲子先生にお願いをして
私自身が体験をしてきました!
①花材を選ぼう
カラフルなドライフラワーやプリザーブドフラワーのなかから
自分が作りたい色を選んでいきます。
この作業がかなりワクワクしてきます!
でも、かなり悩んだ私・・・。
②瓶に花材を入れていきましょう
ピンセットを使って、花材を中に入れていきます。
花材によっては、オイルを入れたときに浮いてきてしまうものもあるので
浮きそうだなと思ったものは、その上に他の花材を多めに入れたりして
浮かないような工夫をしながら入れていきます。
瓶の三分の一位まで花材が入ったら
オイルを同じくらいの高さまで入れていきます。
(この瓶は小さいサイズなので半分くらいでオイルを入れています。)
この際に、浮く花材かどうかもチェックできますよ。
③さらに瓶の口まで花材を追加していきましょう。
花材の配色の順番を考えて
あまりギッチギチに花材を詰めないようにチェックしながら
花材を入れていきます。
最後に、ハーバリウムオイルを瓶の口周辺までいれたら
いよいよ完成です!
私は大好きな虹色にしてみました。
好きな色は落ち着きますね。
https://www.instagram.com/p/BYXv5cRACS_/
最後に
ハーバリウムを体験してみて
ただ単に瓶に花を詰めるだけかなと簡単に考えていましたが
瓶の口が狭いのと縦長の形状の為
思っている場所に入れたい花材をいれることが
とても難しかったですね。
あとは、きれいに見せようと
ついつい花材を色々入れすぎてしまいがちになったので
花材同士の間隔や配色を考えるのも
結構頭をつかいました。
これは絵を描くことにも共通することだなとも感じました。
花に触れること♪
カラフルな色に触れること♪
綺麗なものを見て感じること♪
これらは、私が普段から意識してやっていること。
好きであることはもちろんですが
それが美的感覚を磨くことに繋がるから。
そして、絵を描く際にも役に立つことだから。
好きなものに触れて心が喜ぶ体験を
これからも沢山することで
画力UPにも活用していきたいと思います!