アート好きな皆さんは、やはり自分が好きな画家さんや
画風、ジャンル等それぞれあると思うのです。
最近ですが、私が好きな絵のジャンルはこれか!と
思えるようになってきたので、今回はそんなお話を。
日本画に見せられた瞬間
絵を描くようになって
美術館や企画展などへ足を運ぶことも増えてきました。
当初はアート巡りの好きな友人もいなかったので
一人でピンときたところを見に行くといった感じ。
ですが、ある時SNSを見ていたら
タイムラインにとある投稿が目に留まりました。
「おひとり様アートツアー」
お笑い芸人でもあるアートテラー・とに~さんといく
おひとり様での参加をメインにしたアートツアー!
見つけた瞬間・・・
「行ってみたい!!」
もう心の声に導かれるまま
参加ボタンをポチっとしてましたね。
そのツアーで、根津美術館や岡本太郎記念館を巡り
アートの楽しみ方
日本画の魅力を知ることになるのです。
「アレ」を使うと楽しさ倍増
とに~さんのアートツアーでは
とあるアイテムをご紹介いただきました。
それは・・・
ビクセンの「単眼鏡」
詳しくは、ビクセンのサイトで
ちょうど、とに~さんが紹介されています。
⇒ 単眼鏡が広げる美術鑑賞の世界
美術鑑賞で「単眼鏡」!?と思った私。
ですが、いざ使ってみると・・・
至近距離では見えなかった
描き手の繊細な色やタッチがわかるではありませんか!
ビクセンの「単眼鏡」欲しくなりますよ。
アロマな日本画!?
以前、月彩画家の旅の中でもお話したとおもうのですが
とある画家のとある絵を見た瞬間
私自身、不思議な体験をしたことがありました。
それは・・・
川端龍子の一つの作品で
桃を描いた作品。
作品名もちょっと思い出せないので
桃のイメージ画像ですが・・・
その作品の目の前に立った瞬間
ふわっと桃の香りがしたんです!!
一瞬・・・
「あれ??」「まさかね~?」
と思って、次の作品を見て
でもやっぱり気になって戻ってみると・・・
「あれ?やっぱりするよね???」
今までそんな経験はしたことがなかったので
絵の下にアロマでも仕込んであるのかと思って
覗き込んだくらいでしたが
なんの仕掛けもあるわけがなく・・・。
きっとこれは「共感覚」というものなのでしょうか?
共感覚とは・・・
一般的に言われている感覚だけでなく
一部の人には違う種類の感覚をも生じさせるという
ある意味特殊な知覚現象。
音に色を感じたり・・・文字に色を感じたり・・・
ただ単に、自分の中の桃の記憶と香りが
よみがえってきただけなのかもしれませんが
その時の体験が強烈だったのもあり
日本画の繊細さに惹き込まれることとなったのです。
最後に
西洋画が好きな方もいれば
イラストが好きな方もいれば
私のように日本画に惹かれる方もいる。
人それぞれ生きてきた環境も
感じてきた感覚も違うので
たまたま私にとっては
この「香り」というものがスイッチとなり
「単眼鏡」で見た日本画の繊細さに魅了されて
好きになったということ。
皆さんはどんな絵に惹かれますか?