もともと私は風景画や花が好きなので
花の絵を描いていることが多かったんです。
ですが、そのうち「うちの犬を描いてもらえませんか?」
とか言われるようになって。
いざ描いてみたときに、絵の中の生き物にふと命が宿る瞬間を感じるように。
人それぞれその「ハッ」っとする瞬間があるとおもいますが
私の場合は?ってことでお話しますね。
生き物が苦手!絵心ないわーと思った体験
以前、月彩画家の旅でもお話しておりますが
私には「絵心ない!」と確信した出来事がありました。
OL時代、休み時間に先輩と
メモ紙に落書きをしていた時のこと。
先輩はとーってもかわいらしいウサギの絵を描いていて
私も先輩に促されるまま描いてみることに。
すると・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
か・・・
可愛くない・・・
むしろ・・・
・・・・・・・・
こ・わ・い
きゃ~~~~~~~~!!!!
そのころから
絵を描くときはリアルに真似しようと描くタイプだったようで
怖い原因は
そのリアルな目だったことに気が付きました。
それ以来、もう絵を描くこと
それも落書きですら拒否反応が!
生き物を描くこと自体が、もう
「む~~~~り~~~~~~~~~~!!!!」
となったのです。
描いていて一番緊張する場所とは・・・
それから絵とは無縁の生活を送っておりましたが
色々と経験していく中で
「パステルアート」の講師資格を取ることに。
レッスンのモチーフを考えるにも
やはり可愛らしい生き物のモチーフは人気。
生徒さんたちにも楽しんでいただきたい思いから
私は「苦手なんです・・・」と
逃げてばかり言っていられないので
がんばって考えましたよ~。
そこで生まれて人気だったものがこちら!
我ながらかなり頑張った!
ですので、目をつむっているのを描くのが精いっぱい(笑)
いかに可愛く動物を描くかと考えたとき
やっぱり重要な場所・・・
それは・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
それはやはり「目」なんですよね。
目の形、位置次第で
可愛くもなれば怖くもなる!!
そして、目を描きいれることで
今まで平面的な世界に
一気に命が吹き込まれるんです。
(厳密には、そんな風に感じるのですが)
描いているときの私の感覚では
目を描きいれる前は
「う~ん・・・
なんだかいまいちパッとしないなぁ・・・」
そして目を描きいれた途端
「お!!!活き活きいしてきた!!!!」
それも、瞳の輝きでもある「白い点」を描く時が
とても神経を使う。
描いた生き物に
一気に命が吹き込まれる瞬間だから。
だからこそ、一番描きいれるのに
緊張する時なんです。
人によって絵を描いていて重要なポイントは
他にもいろいろとあるのでしょうね。
皆さんは、どこを描く時に一番緊張して描くのでしょうか。
よろしかったら私にも教えてくださいね。
ではでは今日はこの辺で~